探偵手記

助手による探偵ごっこ

( ●―● ) コンニチハ

今日はかなり体調が芳しくなく、ろくに活動できずに眠りこけていた。

数日前から背中を中心に発疹が出てしまい全身がだるい。ムヒを塗りたくりでもしないとかゆくてたまらない。この痒さからすると内因性とか心因性のものじゃなくシンプルに虫刺されだと思うんだけど、にしてもそんなに刺されるか??と思うほど腫れができまくっている。お盆ということもあって土日に田舎に帰ったので心当たりがないわけではないけど……とにかく炎症で体力が持っていかれて倦怠感がひどいので明日にでも病院に行こうと思う。

研究に手を付けられなかったのでベッドの上でぼーっと論文を眺めていた。自分に関係のない(興味だけがある)分野の論文は責任がないから楽しんで読めるけど、自分の研究に関するものは身構えてしまうので読んでて疲れるし楽しさを感じる余裕がない。他分野の面白い論文を見つけるたびに「うわ!これ研究したいな」という気持ちにさせられるけど、自分の気質上それを専門にしたら楽しさをほとんど感じなくなっちゃうんだろうな。

この前ベイマックスを初めて見た。メインビジュアル数点くらいの知識しかなかったから、まさかあんなガチガチのヒーローアクション物だとは思わなかった。もっと日常系の友情・成長物語かと思っていたよ……終盤は良くも悪くもディズニー映画らしい展開でしっかり感動させる話だったけど、オチがあまりに急激で、半分笑い半分困惑の顔でPCから排出されるDVDを見届けていた。本当にあれでいいのかよ

みんなも見てみてね

冒頭で主人公の兄が通う研究室のシーンがあった。一つのラボ内とは思えないほどいろんな分野の学生が思い思いの研究をしていて、これは子供から見たらすごくワクワクする光景だろうな、と少しうらやましかった。現実での、特に自分が過ごしている研究室生活とあまりにかけ離れていて、頭の隅では「なんじゃこりゃ」とツッコミを入れたくもなってしまうけど、フィクションの中でくらい研究の楽しい面をフォーカスしてくれるのはいいことだよね。

きっとあの映画はロボティクスとかの技術研究者にも監修してもらったりスタッフにそういう人たちがいたりしたんだろうけど、彼らはどんな気持ちでああいうシーンを描いていたんだろう。あれほど派手ではないにしろ、彼らなりにいい思い出がたくさん残っていないと書けないよな、と思う。今の自分が研究室の日常を描こうとしても単調で暗い様子しか表現できる自信がない。将来的につらかったことだけ都合よく忘れてくれることを祈るしかないか。


かゆすぎる

ベイマックス、背中を掻いてくれ